2023/04/17
吹田市消化器内科【いしかわクリニック】です。
内視鏡検査は、内視鏡と呼ばれる細い管状の器具を用いて、体の内部を観察する検査方法です。内視鏡検査は、胃や大腸などの消化器系の病気の診断によく使われます。
今回は、内視鏡検査で見つかる病気についてご紹介します。
内視鏡検査で見つかる病気の種類
上部消化器内視鏡検査で見つかる病気には、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、食道がんなどがあります。大腸内視鏡検査で見つかる病気には、大腸がん、ポリープなどがあります。これらの病気は、内視鏡検査によって早期発見が可能です。
胃がんや大腸がんは、発症初期には症状がほとんどなく、進行してから症状が出ることが多いため、早期発見が重要です。早期に発見すれば、治療の効果が高まり、生命予後も改善されることがあります。
内視鏡検査は、一度の検査で複数の病気を発見することができるため、効率的な診断方法としても重宝されています。しかし、内視鏡検査は侵襲性のある検査であるため、検査前に医師と相談し、リスクや副作用について十分に理解したうえで受けることが大切です。
内視鏡検査で見つかる病気の種類
上部消化器内視鏡検査で見つかる病気
上部消化器内視鏡検査は、食道・胃・十二指腸の内部を観察することができます。上部消化器内視鏡検査で見つかる代表的な病気には、以下のものがあります。
・胃潰瘍：胃の内壁が傷ついて生じる潰瘍。症状としては、胃痛や吐血、黒い便などが挙げられます。
・十二指腸潰瘍：十二指腸の内壁が傷ついて生じる潰瘍。症状は胃潰瘍と似ています。
・胃がん：胃の内壁にできるがん。初期症状が少なく、進行してからの症状が出ることが多いため、早期発見が重要です。
・食道がん：食道の内壁にできるがん。進行してからの症状が出ることが多く、嚥下困難や胸やけ、咳血などが現れます。
大腸内視鏡検査で見つかる病気
大腸内視鏡検査は、大腸の内部を観察することができます。大腸内視鏡検査で見つかる代表的な病気には、以下のものがあります。
・大腸がん：大腸の内壁にできるがん。便秘や下痢、腹痛、便中に血が混じるなどの症状が現れます。
・ポリープ：大腸の内壁にできる良性腫瘍。大きさや形状によってはがん化することがあるため、早期に発見・切除することが重要です。
内視鏡検査でこれらの病気を早期発見することで、治療効果が高まり、生命予後の改善が期待できます。特に、胃がんや大腸がんは初期症状が少なく、進行してから症状が現れることが多いため、定期的な内視鏡検査が重要です。また、ポリープの場合は、小さなものでもがん化することがあるため、定期的な内視鏡検査で早期に発見することが大切です。内視鏡検査は、痛みや不快感があることがありますが、短時間で終わることが多く、正確な診断につながるため、積極的に受けることをお勧めします。
早期発見の重要性
内視鏡検査は、病気が進行する前に発見することができるため、治療の効果が高く、生命予後の改善が期待できます。例えば、胃がんや大腸がんは初期段階では症状が出ず、進行してから症状が現れることが多いため、定期的な内視鏡検査によって早期発見が重要とされています。早期発見により、治療の負担やリスクが軽減され、生命予後の改善が期待できます。
検査を定期的に受けることの重要性
内視鏡検査を定期的に受けることも重要です。特に、胃がんや大腸がんなどの発生リスクが高い人は、定期的な内視鏡検査を受けることが推奨されています。また、健康診断や病気の症状が出た場合には、早めに内視鏡検査を受けることが重要です。
内視鏡検査を受ける際の注意点
内視鏡検査を受ける際には、いくつかの注意点があります。例えば、検査前には断食が必要であり、食事や水分の摂取を控える必要があります。また、検査中に痛みや不快感が生じることがありますが、麻酔が行われるため、検査中は眠っているような感覚で痛みを感じることはほとんどありません。検査後には、ガスがたまることがありますが、歩くなどの軽い運動を行うことで解消されることが多いです。
吹田市で内視鏡検査をお考えなら【いしかわクリニック】へ
内視鏡検査は消化器系の病気の早期発見に欠かせない検査法であり、定期的に受けることで治療効果が高まり、生命予後の改善が期待できます。定期的な検査を受けることが大切であり、検査の前には断食が必要なこと、検査中に痛みが生じることがあること、検査後にガスがたまることがあることなどにも注意が必要です。
吹田市・江坂で内視鏡検査をお考えなら消化器内科【いしかわクリニック】にご相談ください。